そういえば、私はどうやって戻るんだろう。 今まで、すっかり忘れていた。 とりあえず、来たときのように幹に背を預け目を閉じた。 確か、こうやって目を閉じて開けたらここに居たんだよね…。 そんなことを思い出していると、暗闇の中に小さな光が見えた。 あの光は…。 次第にその光は大きくなって、私を包み込んだ。 *