驚きすぎて、たどたどしい言い方になりながらもひなはリックを見つめていた。 「…うん。 そういうこと。」 リックはどこか寂しそうに笑いながら肯定した。 君は、俺が王子だと知ったら 変わってしまう? もう、俺自身を見てはくれないだろうか…。 そんな思いがリックの頭をよぎる。 「すごい…。 リックがこんなに素敵な人なんだもん、リックのお父さんもきっと素敵な人なんだろうね。 そんな王様が治める国だから、こんなに素敵な国なんだね…。 リック…?? どうしてそんなに寂しそうな顔をするの?」 *