「そういえばリック、お城に…ってこの世界の人達はみんなお城に住んでいるの??」
甘い雰囲気の中にも関わらず、気にせず話すひなにリックは思わず笑ってしまった。
「ククッ。
いや、そんな事はないよ。
いくら広い大陸だからと言っても、みんなが城を建てていては土地がいくらあっても足りないからね。」
「じゃぁ、リックは「リック様、リック王子。そろそろお戻り下さい。」
ひなが話すのを遮るように少し離れたところから、リックを呼ぶ声がした。
リック、王子…??
もしかしてリックって…
「おうじさま…??」
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