さようなら、あたしの初恋【続】






ザワザワ――――




「ンッ。―――」


あたしはゆっくり目を覚ました。



「ここは??……」

誰かに聞いたわけでもないのに



「痴漢されたら、普通叫ぶだろ。フッ―」

声が聞こえた。そして微かに鼻で笑われたような…






声のした方を見た。