さようなら、あたしの初恋【続】








ガクッ―――――


足に力が入らなくなって倒れそうになったとき







「何してんだ??おっさん」




男の人の声がした。



その人はあたしの震えた体を優しく包み

「おぃ。おっさん一緒に降りてこい」


そう痴漢じじぃに言い、意識がなくなっていくあたしを抱き抱えた。