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やがて長い月日が経ち、白雪姫は立派な女性へと成長しました。

こうなってしまっては、あの神経質な女王様が、黙っていられるわけもなく…


「…かッ、かッ、鏡よ鏡っ!!
こっ、この、このこの世でッ…!
いち、一番ッ…!!!」


「女王様、落ち着いて下さい。
とりあえず持病の薬でも飲んで下さい。」