姫は笑いも泣きもしなかった。 ただただ窓の外を見ていた。…儚く、消えそうな表情で 「姫、君は孤独なんだ」 …だから僕とおいでよ そう呼びかけても、姫は動かない 「姫、君は孤独なんだ」 …だからそこから…… 姫…、この声が聞こえるかい?