新庄が去ってから、一人取り残された夏美は一人涙を流していた。

【しんじぃ゙好きだよ】




そこでドラマは終わった。


「感動するわぁ」


「どこがだよ」


「どこもよ!」


俺は立ち上がり、ジュースのコップを流しに置いた。

「あんなくさいドラマ見て、らんねー」


「うっさいわね!」


俺はリビングを後にした。


琥珀sibeend