愛莉・・・顔真っ赤

そーだよねこういうこと普段から愛莉いわないもん。

ていうか超乙女なんですけどーーー!!!

「もちろんいいよ!!」

さっきまで下を向いてた顔がじょじょに上がってきて

ぱぁーとうれしそうな顔になったかと思うと

「ありがとーう!!!!!」

にっこり微笑んでとびついてくる

やっぱかわいいなぁ

「じゃあよろしくねー」

ブンブン手をふって部活場所に戻っていった。


――――――さてと・・・さっそく図書室行こう

二階の端の方にある静かな図書室は

だいたいまじめちゃん達が行ってることしか

みたことがない。

うちにとっては無縁な場所だとおもってたなぁー

だってうち本は漫画しか読まないし。

国語力とかそんな難しいものないし・・・・。

なんて思ってたら図書室の前まで来てた。

そっとドアを開けて中に入ってみる。

――――電気ついてる・・・人いるのかな?

いるような気配はないけど。

それにしてもでかいなぁ・・・・・・

たぶん教室四つ分はあるだろう部屋に

木でできた茶色の本棚がズラリと並べられてある。

しかも高さあるよ・・・。

ぎっしり入ってるし。

たしか一番奥だったよね料理本って

奥までいってみると・・・・・