母「もう!!遅いんだから…心配したぢゃない!!」

病室に戻ったアタシはこれでもかっ!!ってくらい精一杯申し訳ない顔をした…


父「瑠璃はいい友達をもったな?安心したぞ!!」

アタシは満面の笑を浮かべた

母「ぢゃあアタシたちは面会時間過ぎてるから帰るわね」


お父さんとお母さんが帰った後の病室はびっくりするくらい静かだった…

カーテンから見える月…今夜は満月かぁ

早く声が出るといいなぁ…

ねぇ希夢?……希夢は…何であの日…アタシに何も教えてくれなかったの?

わかってたなら…何で教えてくれなかったの…

いつも希夢は…一人で何もかも抱えてさ…少しは頼って欲しかった…