【短編】12年の想い

やっと手に入れた。

俺だけ想う心。

ホッとしすぎて力が抜けてチョコの肩に頭を乗せた。

チョコに触れると安心するんよな。

待ってなって言うと


「うん、待つよ。12年待ったんよ?余裕や。」


そう言って抱きついてきやがった。

片思い歴では俺の勝ちや。

途中彼女おったりしとったけど1番はずっとチョコやったしな。

自信満々に


「ま、俺は14年やけどな。」

めっちゃ笑顔で返してやった。


チョコは知らんかったみたいで驚いとった。

綺麗な澄んだ目をまん丸にして


「え~!?じゃわたし18年!!!」


とか対抗してくるその口を俺は塞いだ。


「っんっ・・」


って色っぽい声出しやがる。

コイツ、ほんま俺やない変な男やったら理性ぶっ飛ばしてどっか空いてる部屋、連れ込んどるで??

俺は大切にするって当たり前に思っとるから順番踏んで行くけど。


キスが終わって目を合わせると真っ赤な顔したチョコが恥ずかしそうに見とる。


「ファースト・・キスや。」


「まじで!?」


驚きと嬉しさが同時に来た。

まるでクリスマスプレゼントと誕生日プレゼントを同時に貰ったかのような。


「だって・・ずっと片思いやったし。」


あまりに嬉しくてまたキスをした。

次は簡単には離れないような熱いキス。


つーことは・・チョコは初めてがいっぱいってことやな。

・・・ヤバイ燃えてくるわ。


--END--