ガシガシと頭をかき、 面倒くさそうにあたしの方に振り返る そっとあたしの耳元の髪をかき上げ 「悪かったな…」 と照れくさそうに呟いた。 え…!! 『うっうそ…』 「なんだよ?」 目を見開き驚くあたしを軽く睨む。 自分から言っといてなんだけど… 『須王って謝ること出来たんだ……って痛っ!!』 「うっさい」