あたしが席に座る時、 また前のドアが開いた。 「須王…お前どうした?」 「ちょっと気分が悪くて… 保健室に行ってました。遅刻してすみません」 《嘘つけ…》 手のひらをおでこに乗せ、しらじらしい 演技をする須王を冷めた目で見るあたし。 教室にいる女子は"いやぁー大丈夫かなあ?" なんて言っちゃってる。 《バカ女め…》