次の日になっても優里は学校にこなかった。 またメールをしようとしたが、きっとまだ風邪が治っていないのだろう。 ゆっくりさせてあげよう。 「優里がいないとつまんないなぁ‥」 「ぁ、麻衣カラオケいかない?」 クラスのまあ仲のいいこに声をかけられた。 「うーん‥」 気晴らしにたまにはいいかな。 「いこいこ!」 たまにはこういう息抜きも必要だろう。