こっくりさん


「わたしもあいたかったよ」


わたしは優里に泣きながら抱きついた。



「ごめんねゆ…ぁ…がっ

ゆ…り…?」


腹部に激しい痛みが走る。

焼けるような、今までにない痛みだ。


「わたしもあえてうれしいよ…



…だってこうやってあなたを殺せるんだから♪」


「どうい…うこ…と…?」


声を出すのがやっとだ。

痛みのあるところに触れると赤い液体…
血がついていた。

ナイフみたいなものが深々と刺さっている、