気がつくと1時間目も終わっていた。 「葵ちゃん…」 ようやく泣き止んだわたしは葵ちゃんに話しかけた。 「ごめんね… 葵ちゃんだってつらいよね。 わたしたちよりもずっと雪ちゃんと一緒で…」 「いいよ… 麻衣もわたしと同じくらいつらいんだもん。 わたしは泣くのは性にあわないって」 葵ちゃんは笑ってくれた。 でも目はどこかさみしそうだった。 「わたしはずっとそばにいるから… だから、わたしの分まで泣いていいよ…」