君の声【短編】

 
『明日、絶対行くからね』

彼女の言葉を声を思い出す

まだ10時だ

早く来て欲しい

僕は無意識に
何度も何度も時計をみた

「三木くん何かあるの?」

「いいえ何も」

常連さんも僕に違和感を覚えたようだ

笑っている