シンデレラには、なりたくない!



呆然と立ち尽くしていると、


「お客様、いらっしゃいませ」


背後から、男の人の声が聞こえてきた。


「あっ、いえ、違うんです。私、お客さんじゃなくて…」


慌てて振り向いた瞬間、思わず目を奪われちゃった。