シンデレラには、なりたくない!



「ここ!?」


何て、広い…。


湯舟だけで、5つもあり、サウナに露天風呂まである。


「たぶん、夜までかかると思います…」


呆然としている私の頭を、和史は軽く小突いた。

「お前は、バカか。オレも手伝うよ」