「和史…?」 普通なら、自分を雇ってくれている人を、呼び捨てになんてしたくない。 でも、このお坊ちゃまになら、やってもいいって気がするわ。 「そう。和史。じゃあ、ちょっと寝るな」 そう言うと、和史は勝手に押し入れを開け、枕を取り出した。