呆れたため息を、和史はついた。


「無責任よ。そもそも、真ちゃんで馴染みがあるから、旅館で働く事にしたんだもん」


「マジかよ…」


和史は唖然としている。

「そうよ。真ちゃんは、私の初恋の人だったの。忘れられない、私の大好きな人なの!」