悠斗･･･今頃何してるかな？
仲直りはしたものの･･･
気まずい雰囲気が今でも続いている･･･
『あの･･･みなみちゃんって子いる？』
え？･･･私？
「私が、みなみですが･･･」
この人誰？見たことあるケド
「････あの･･私に何か用ですか？」
「あーうん、亮介が、バイトの前で待ってるって!!」
「は･･･はい!!あ、ありがとうございます！」
亮介先輩の友達が私に、用事を告げると
自分の教室へと戻っていった
「みなみ？大丈夫？どうかしたの」
･･･先輩、私に何の用かな･･･
今日、早めに帰ろう
放課後
「あ！みなみちゃん、こっちー」
先輩はニコニコして手を振っている
「すみません･･･お待たせして(汗)」
「ううん！全然待ってないから」
「それで･･･私に用って何ですか？」
「あ―、俺の買い物付き合って欲しいんだ！」
え？先輩と？
でも･･･ほかの女の子に見られたら･･･
「は･･･はいぃ･･･分かりました･･･(泣)」
あぁ･･･私、はっきりいえなかった･･･
「うん！それじゃぁ行こう！」
先輩は元気よく
私の袖を引っ張った
「せ･･･先輩!?」
先輩はニッっと意地悪そうに笑うと
また進み始めた
