果てしなく続きそうな

少し急の階段を下りていく





一段、


また一段





足を進めるにつれ、胸が苦しくなった










"やっと会えるんだ"











大好きな彼の笑顔が

ふわっと浮かんだ



みっともなく緩んでしまいそうな口元を

キツく結んで、



初めてだらけの世界に、

こっそり心躍らせる