「つっかれたぁ〜!!!!」

私は帰るとすぐベッドへダイブ!!


それと同時に携帯が鳴る。

〜♪♪♪♪
『着信 090-XXX-XXX』

知らない番号。
…怖っ。

「もしもし…?」

≪もしもーし!!…葵!?…俺が誰かわかりますかぁー?≫


この声…まさか…。

「…頼玖!?」

≪せいかーい!!葵の大好きな頼玖くんですよぉ♪≫

「大好きじゃないし!てか何で私の番号知ってるわけ!?」

≪陸から聞いた≫


陸…?
何でっ…。
「そ、そっか!!」

やっぱり陸は私が誰と電話してもいいんだよね。…彼女いるし。


≪なぁ、お前の好きな人さ、彼女いるだろ≫

なんで知って…
「いませんけど!」

≪ホントかぁ!?≫

「ホントですー!!!」


≪ふぅ〜ん…ならもうお前の好きな人わかっちゃったんだけど≫