この日を境に、変化が起こった。 それは、あたしと椎葉が必要以上に話さなくなったこと。 やっぱり、お互い話しにくい。 それと…席替えがあった。 あたしは、窓側の前から三番目。 椎葉は廊下側の前から二番目。 あたしはずっと彼を見ている。 真横じゃないから、普通に見れるし。 隣じゃないけど、ほんの少しだけ、嬉しいんだ。 それと… 「かーな♪」 「…圭くん」 「まぁた暗い顔してるー。佳奈は、笑顔の方が似合うよ」 「ふはっ! 相変わらずギザっぽ!」 「うっせ!」