「椎葉梓。俺の姉ちゃん」 「…お、ねえさん…」 そっか…お姉さん。 そっか…。 「良かった」 「なに」 「なんでもないよ! 早く持ってこ!」 心が軽くなるのが、 自分でもわかった。 「ぁ、おかえりー♪」 「三吉、お疲れさん♪」 麻生くんが冷たいお茶を頬に当てた。 「ありがとー!」 「椎葉も、ほい」 「ん、サンキュ」