後のドアが勢いよく開いた。 「すんませーん!! 遅れましたぁー!!」 元気にそう言う男子2人。 「早く席に座れー」 「「うーっす」」 ”椎葉” という人は、あたしの隣に座る。 「ぁ、俺椎葉! 椎葉京也!」 「…三吉、佳奈です…」 「タメなんだし、敬語やめようぜ!」 「ぁ、ごめんなさい…ぁ」 「ふはっ! 三吉さんって、律儀なんだな!」 そう笑う彼の笑顔に、 思わず胸が高鳴った──。