「俺と月、血つながってないし、好きあってる。だから、結婚を前提に認めてください!!」


俺は両親に向かって頭を下げた。


月も俺の後を追って、慌てて頭を下げた。






「…。」




「……。」




「………?」




リアクションがない…。


どうしたんだろって思って頭を少しだけ挙げて前を盗み見ると…、






親父が、泡を吹いて意識を失っていた。