~陽日side~


想いが通じ合った俺と月姉。




その1週間後。


日曜で家族全員いたし、切り出すことにした。


雪姉からの勧めもあったし、遅かれ早かれ、バレることだし。


「親父、お袋。話がある。」


「「ん?」」


キョトンとした両親。


そばにいた花も首を傾げている。


月姉は俺の隣で落ち着かない様子。




…雪姉と、事情を聞いた晃君はニヤニヤしてるけど。


「結婚させてくれ。月姉、いや、月と!!」


リビング中に響く声で、俺は言った。