「和也さいて―!」



ふざけながら稜が笑う
着崩した制服の
露出度がこの頃
明らかに増えている




和也が見るたびに
たまんねぇ、と変態の
笑みを浮かべるため
嫌でも見る





「仲ぃぃくせに」



幼稚園児みたいな
無邪気な笑顔で
リカ子と和也に言う瑠ヵが
この地上に舞い降りた
天使みたいだった





言いすぎると
自分自身でキモくなってきた..




でも瑠ヵの笑顔に
裏表が全く感じられない
すげぇな、