ぷりぷり怒ったリカ子は
げしげし和也を蹴り
ぁぃつ、意味不―ぅ



と文句を吐き散らして
他の子と勝利をまだ
喜んでいた瑠ヵと
横にいた女子に
愚痴をこぼしている




「俺の好感度が、
 リカ子によって下げられていく」


瑠ヵぁ!稜!
信じんなよっ!!



声を張り上げて
リカ子を睨みつける和也


リカ子は何よ!?と
喧嘩腰で瑠ヵと稜と
肩を組んで余裕の
笑みを浮かべている



あんたが否定したって無駄
この2人はあたしの言う事
信じてんだからね



とリカ子の顔から
読み取れそうだ