「はぁ・・・今日もまた学校いかなくちゃ・・・」
私は朝目覚めていつも思う。
どうして私はこの世に生まれてきたのだろうか。
そう思い始めたのはいつからだったのだろう・・・
そう思いながら教室に足を踏み入れると・・・
「おっ!また来た!学校に来るなっていってんだろっ」
ドンっ
「ぁ・・・・・・」
私の机の上に菊がおいてあった。
今日はこれぐらいでまだよかった。
いつもならトイレの雑巾が机の上においてあったり、
蹴られたり、殴られたり・・・
そんな毎日をおくっているうちに私は自殺したいと
おもうようになっていた。
私は菊の花をゴミ箱に捨てると教室から逃げ出した。
いつもこんなんで学校に行きたくない。
だけど、私はお母さんにいじめられていることを言っていない。
だから、なんとかしてでもばれないように学校に行ってる。
私は女子トイレに駆け込んだ。
そして、トイレの個室の中で泣いた。
「どうしていつもこうなの!?」
私へのいじめが始まったのはそう、
中学1年のときだった。
はじめは軽い冗談だった。
「お前のせいで失敗したじゃん」
「あーあ、もあってつまらない」
「だからお前はバカなんだよ」
冗談が普通だった。
そのときは自分も別にいじめだなんて思っていなかった。
ただ、心がちょっと痛いだけ、、、
そうとしか感じていなかった。
けど、日が経つうちに私へほいじめはどんどん
エスカレートしていった。
一番最初の出来事はそう、
【ジャージ隠し】だった。
それは本当にわすかな時間だった。
私がトイレから帰ってきてジャージに着替えようとした。
そして、スクバをあけた。
私はスクバの中身をみて、びっくりした。
「死ね」という紙しかスクバの中には入っていなかったのだ。
でも、教室には誰もいない。
私がトイレに行っているあいだにみんなはもう行ってしまったのだ。
けど、私のジャージがない。
カバンの中をかをよく探してみる。
けど、一向に見つかる気配はない。
私はしょうがなく体育の先生に
「ジャージ忘れたので今日は授業休みます。」といった。
そう、ここまでは普通だった。
だが、そのときだった。
先生の前にいた生徒がこっちを見て、笑っている。
「いったいなに!?」
私はそう思った。