春恵と駅のホームで別れて、乗る筈の電車と反対方向の電車に乗っていた。
家に着く時間を、少しでも延ばしたかった。
ある程度の駅を過ぎて、よく行く駅で降りる。特に行きたい場所もなかったが、ある程度の時間を潰したかったので、目に映ったファーストフード店に入ることにした。
店の中に足を踏み入れた瞬間、
「………………?」
妙な胸騒ぎがした。
肌がざわつく。
不快な感覚に身が包まれる。
家に着く時間を、少しでも延ばしたかった。
ある程度の駅を過ぎて、よく行く駅で降りる。特に行きたい場所もなかったが、ある程度の時間を潰したかったので、目に映ったファーストフード店に入ることにした。
店の中に足を踏み入れた瞬間、
「………………?」
妙な胸騒ぎがした。
肌がざわつく。
不快な感覚に身が包まれる。