そして、相手のチームが紹介文とともに全員がステージに出てくる。


「そういや、結局紹介文は?」

幸大が訊く。

「私たち女性陣が決めた。」

奏が言う。

「相手のチームに芸名がたくさんいるな。」

史郎が言う。

「名前の登録は好きな名前らしいぜ?

まぁ、結衣ちゃんのことだから捻りがないとは思うけど。」

知也が言う。




『続いて、総合学科+の入場です!』

「俺達の番だな。

呼ばれた奴からバトルステージに上がるんだろ?」

史郎が言う。


『では、

総合学科のド変態〜知也!』


「なんじゃそりゃ!!」

言いながらステージに知也が上がる。


『次は、

無口でキュートな魔法少女〜沙耶!』


「…。」

沙耶がステージに上がる。


『お次は、

兄様思いなお姉さんキャラ〜柚葉!』

「この歓声はくせになりそうね。」

柚葉が上がる。

『笑顔で癒すヒーリング〜水瀬!』

「頑張りますよー!」

元気にステージを上がる。

『戦うツンデレ乙女ファイター〜奏!』


「だ、誰だよ、私の紹介文を変えたのは!!」

恥ずかしがりながらステージを上がる奏を水瀬と柚葉が爆笑しながら見ている。

『将来はしー君のお嫁さん〜結衣!』

「な!?

結衣、んな恥ずかしいことを…」

史郎はそう言いながらステージに上がる結衣を見ている。


『好き好きラブリー〜しー君!』

「いや、名前がおかしいし、紹介文じゃねぇだろ!」

ツッコミながらステージに上がる。


『そして、総合学科+のリーダー!


ハーレム王〜幸大!』

「怒りたいが、否定できないのも事実だしな…」

幸大がステージに上がる。