RPG学園♪

昼休み

グラウンドは全校生徒が集まっていた。


「兄様、1つ聞きたかったんですけど…

兄様ほどの実力者がなぜ落ちこぼれなどと?」

柚葉が訊く。

「幸大は魔法使いじゃないからな。

だから、僧侶学科も魔法使い学科も入れなかった。」


奏が言う。

「ああ、僕が見た力も魔力ではないって兄様は言ってましたね。」

「それに、この学園の一番最初の学科分けの試験はただの体力テスト。


幸大はウチの道場でも強かったし、剣術も使えたけど、体力テストに影響はなかった。


幸大は技術的な面しかなかったからなぁ。」

奏がさらに言う。


「まぁな。

ま、だから俺はこの力で体力的な面を強化してるんだからな。」

幸大が右手を見ながら言う。


「幸大、持ってきたぜ!」

知也が鞘に入った刀を持ってくる。


「兄様は刀を使うんですか?」

「いや、まぁ、半分正解。


とにかく、入学時のテストでは総合学科に決まり、

学年末の振り分けは、どうしたっけ?

とにかく受けなかったから総合学科のまま。」


幸大が言う。

「俺達3人は街でナンパしてたら、奏ちゃんに殴られただろ?」

史郎がやって来た。


「よぉ、賭けのオッズは?」

幸大が訊く。