RPG学園♪

「…ど、どーしよーかなー!」


「まったく、素直じゃないわね。

奏さんも兄様と一緒に留年したいくせに。」

「奏さんの先輩に対するアイデンティティーですから仕方ないですよ。」


「…(コクッ)」



「ダメか?」

「まだ先のことだからな〜。

今決めても、こ、心変わりするかもしんないしなー。」

「…そうか。」


「だから、ただとはいかないぜ?」


奏はニッと笑う。

「俺は何をすりゃー良いんだ?」

そのパターンか、と言う顔つきで聞き返す。


「そ、そそ、その、

キス…とか?」

「重要な場所を小さな声で言ってどうすんだ?

まぁ、おもしろくなりそうだがな。」

史郎が言う。


「キス、か?」

「な、なんてな。


いつもみたいな

じょーだんだよ、じょーだ…んっ!?」



幸大の唇と奏の唇がハッキリとくっついていた。


「んんっ!?」

驚きはするが抵抗はしない奏。


そして、離れる。


「まぁ、関係としてもキスする関係だし、

俺はどっちかって言うとしたかったし…」


「わ、わーーーっ!」


バキッ、

奏は幸大を殴り逃亡した。


「マジでいてぇ。


怒ったのか?」


「ただの照れ隠しよ、兄様。」


「そうですよ、先輩。

奏さんも嬉しそうでしたから。」

「…(コクッ。)」


「なら、良いんだけど。」