数日後

夏休み



緑豊かな山の中を流れる川

その川原に幸大たちは来ていた。

「おぉー!

キレイな所じゃん!!」

奏のテンションが上がる。

「それーっ!!」

バシャンッ、

水瀬がすぐさま裸足になって川に飛び込む。


「…。」

沙耶も裸足になって川で立ち尽くす。

「気持ち良いわね。」

柚葉も岩に腰掛け足を川に入れる。

「魚がいます!!」

真琴が追いかける。

「すごく良いところ。

来て良かった。」

結衣も川に入る。



「ふぅ、疲れた。」

幸大が言う。

「お疲れさん。」

史郎が言う。

「いや〜、幸大の式神に荷物を全部運んでもらえたのはラッキーだったぜ。」

知也が言う。

「さて、先にテントを建てるか。」

史郎が言う。

「そうだな。」

知也が言う。


「もう建てんのか?

私も手伝うぜ?」

奏が言う。

「先輩、私も手伝います!!」

水瀬が言う。

「私も。」

沙耶が言う。

「兄様、私はテントの建て方がわからないから、手取り足取り、お願いね?」

柚葉が言う。

「んな難しいモノじゃねぇよ。」

「しー君、私もやるよ。」

「知也先輩、私も手伝います。」




「さぁ、俺達は釣りに行こうぜ。」

史郎が言う。