RPG学園♪

「で、俺にどうしろと?」

学生寮の幸大の部屋に知也はいた。

「…。」

「魔族の居場所を突き止めて、史郎たちを助けに行けば良いのか?」

「…。」

「はぁ、黙ってても埒があかない。

俺が行ってくるからお前はここで待って…」

ガシッ、

立ち上がる幸大の腕を掴む。

「知也、いったい何なんだよ?」

「どうしたら良いか…」

「ん?」

「わかんないんだ。

真琴ちゃんは泣いてた。

だから助けなきゃって思う。


でも、真琴ちゃんは俺を騙してたって…」

「知也、お前はその言葉を信じるのか?」

「信じたくねぇよ!!

真琴ちゃんは泣いていた。

多分、本音じゃないと思う。」

「じゃあ何に悩んでるんだ?」

「真琴ちゃんが嘘をついて、俺を騙して、

そうまでしてしたかったこと…

しなきゃならなかった事って何なんだろ?

俺はどうしたら良いんだろ?」


「あのな…

何で、お前はここにいるんだ?」

「え?」

「お前の話だと魔族はランダムでたまたま史郎と結衣が狙われたわけじゃない。

だろ?

しかもそれを決めたのが真琴ちゃんだったら…

連れ去られた理由よりも、

お前を残した理由を考えろ。」