「ついたぁー!!」



5才のあたし達にとっては
とても急な坂道

その坂道を登った所がゴール地点



「はぁ…やっとついたね…」

「なぁんだっみか。もうつかれちゃったの?」

「うん。つかれたぁ」

「ふふふっ少し休もうかっ」

「うんっ!」

あの時の祐貴の笑いは
どんな思いがあったんだろう…