ナルシスト






「沙織ちゃん?!」








先輩は目をまん丸にして
驚いていた










「…」











「沙織ちゃんこれは違うよ
こいつが無理やり…」











「もう…いいです…」









私はなにも言葉が出ずに
その場にいるのが怖くて
ひたすらに走って











その後を先輩が追っていたが
女の人に捕まったのか
追ってこなくなった