少ししてなった携帯は

あたしに期待だけを持たせた


裕也[絢香ごめん。俺最低なことした。何度誤っても許されないかも知れないけど、ごめん。でも遊びなんかじゃないよ。本当に絢香が好き。だから待ってて?必ずもどってくるから]


浮気って言う事実はかわらなくて

涙は出てくるけど


それ以上に一緒に入れることが

1番嬉しかった。


私の卒業式にはおめでとうって電話くれた


そして高校生になったわたしの元に届いたメールは

別れだった


裕也[俺、絢香に申し訳ないよ、ごめん別れよう]


プロフを見るとどうやら葵先輩も別れてしまったようだ

もう意味がわからない


どうゆうこと?泣けてきちゃった



もう…本当に本当に終わり




このときから私の心の基準がおかしくなっていった。


高校に入って部活して


必死に必死に忘れようとしたけど

忘れられなかった。



高校で新しい友達もたくさん出来た。


遊んでも遊んでも


忘れられなかった。



そんなある日友達と職員室に行った時


世界が一瞬とまった。


裕也…


あたりまえだよね

何度も見たあの制服姿


あなたは私に気づかずに通り過ぎていった。