「失礼しまーす。今日一緒に仕事させてもらう、リオでーす。おねがいしま・・・す。」
ん?やっば部屋間違えちゃった・・・
「すっすいません!部屋まちがっ・・・。
「あってるよ。ここで。」
っホ・・・。よかった。・・・・・・え?
「えええ?!合ってないですって!やっぱ!ここ青妖サンの部屋ぢゃないですよっ!
 すみませんでし・・・。」
「あああ。だからァ、会ってるって言ってんぢゃん!」
いやイヤ・・・合ってないって・・・。だって青妖サンは女!ォンナ!!!
それでこいつは男!ォトコ!!!まさか彼氏?いやいや・・・。それもないから!
だって青妖サンは男子に興味無し・・・。彼氏なんて連れてこないもん。
「イヤ・・・。ちがいますって!青妖サンは、女ですよ?それであなたは男だしっ!」
「もォいいよ。オレがその青妖なんだよ。」
「へー・・・。だからここにアナタがっ!って・・・。ありえなああああい!!!」
逃げるっっ。
クルっ・・・シュタっ
「失礼しましたァ!!!」
ガシっ・・・。
「待てよ。」
「はっ?わっっ!!!」
ぐいっ
ぎゅっ
やめろー・・・。
抱きつくな・・・。
「離してっ。あんたのこと報告してくるんだからっ!」
こいつ絶対芸能界にいちゃダメだって!
ウソつきは、消えるのが当たり前え!
「オマエ、オレのことバラすんだー・・・。へー、いい度胸してんぢゃん。でも、オレのこ とバラしたらさー。」
なんだこいつ・・・。
怖いよ。ぅ・・・。怖い・・・。
「オマエの秘密ゼーん部バラしちゃうよw?」
「へっ!?」
なにこいつ・・・。最悪だ。本当に最悪・・・。
青妖サンを尊敬してた私は青妖サンに沢山の相談をしてたんだ。
仕事にこと、友達のとこ、そして一番ヤバいのはスキな人のこと・・・。
絶対にバレたくないよ。
「イイw?」
しかもすんごく甘い声で言ってくるなんて卑怯だ・・・。
「・・・ぅん・・・。」
「イイ子♪」
うー・・・。負けた。
私どーなっちゃうの?
こんな裏切りなんてある?
もォ意味わかんないよォ・・・。
青妖サン・・・昔に青妖サンに戻って・・・。