「歩ー、私達先帰るね?」 「‥へ?あぁ、うん。 また明日、バイバイ」 「うん、バイバイ」 6限はずっとボーっとしていたのか、私以外の人はもう帰りはじめていた 小さく溜め息をついて 自分も帰る用意をする 「最終下校は19時。 それまでに来てくれるかな‥」 机に突っ伏しながら 窓の外を見つめていると だんだん眠たくなってきた 「っ‥乾せん、せ」 結局、眠気に負けて目を閉じた