最初から賭けだったのに

ノートに挟んで気づくわけないじゃん


勝手に緊張して、期待して
ただの独りよがりだったの



先生は来てくれない

そんな事は分かってる


でも私はバカだから、
放課後先生を待つつもり


何分でも

何十分でも

何時間でも

先生が来るまで―――



午後の授業は
午前よりずっと長くて

私の心をもっと憂鬱させた