「どうしたんですか?」 先生を呼んだのは古典の先生で 若くてキレイで生徒にも人気のある西先生だった 「実はご相談に乗ってもらいたい事がありまして‥ 今日の放課後、悩み聞いてもらえますか?」 「放課後ですか? 大丈夫ですよ、僕なんかで良ければ相談にのります」 頭が真っ白になった気がする 足が勝手に動いて、教室に向かっていた 自業自得だ、 先生が悪い訳じゃないのに 分かってる、 でも涙が零れそうになった