先生は小さく息を吐き出した
所謂、溜め息
それだけで私の肩はビクッと上下した
「言わなきゃ分かんねーか?
俺の想いって分かりにくい?
お前を不安にさせた?」
「っ‥」
私は小さく頷く事しかできない
付き合いはじめたのだって
私が告白して
半ば無理やりって感じで
先生はスキンシップはあるけれど、言葉はくれなくて
私は何となく付き合ってる性処理なんじゃないかって
勝手に不安がって
勝手に落ち込んでしまう
「俺は、」
しばらくの沈黙の後、
先生が小さく声を出した
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…