私だけの…



真由SIDE

私が集合場所に行っているとき、瑠奈から電話がかかってきた。


私は急いで集合場所に行った。




そこには輝斗しかいない。


「輝斗!!!」


「どうした?そんな慌てて。」


「瑠奈からさっき電話あったんだけど、様子が変で!!」


「っ…!」


そのとき雅がやってきた。



「あれ、瑠奈来てねぇの?」



「「…。」」



何かあったに違いない。



「雅、瑠奈もしかしたら矢野くんに…。」





嫌な予感がする。



「瑠奈は何て!?」


「用ができたとしか。でもすごく焦ってる感じで…。」


「まずいな…。」





雅と輝斗は顔を見合わせ、互いに頷いた。