私だけの…


瑠奈SIDE


私は雅と登校。



教室に入ると、真由は来ていた。




私は真由の席の前の席に座り、振り返った。



「おはよ。」

「おはよう。」



ニコッと笑う真由は今日も素敵です。



「昨日どうだった?」



私はニヤッと笑いながら言った。



でも真由の表情は曇った。



あれ?



「真由?」



「…別れた。」




「っ!!何でっ…!!」



「わかんない…。」





すると真由はポロっと涙を流した。