嘘。そんなテレビしてた!? 教室に入ると、輝斗が待ってましたといわんばかりに、私の腕を引き歩き出した。 「輝斗‥。」 「…。」 そして屋上に上がった。 「聞いたか?」 「うん。」 輝斗は手摺にもたれ、腕を組んだ。 「まずいな。」 「…。」 心臓がバクバクする。 総理のバカぁ‥何で…。