愛し合う行為ってこんなに気持ちが良いものなんだ…。義則とは、お座なりだった。聖さんと繋がって私はオルガズムを覚えた。一瞬、記憶が無くなった。"無"になった、と言えば良いのだろうか。人間でもアンドロイドでも無くなり、全機能が停止してしまった。徐々に意識が戻ると、腕枕の中に居て、聖さんが微笑んでいた。と、言うか行為が始まる時から私は意識を保つのが大変だった。途中、目がトロンとしてるよ?と、くすっと笑われたのは覚えている。聖さんの手、指、唇…。聖さんが私に 触れる時、壊れそうな物を大事に扱う様に、優しく優しくフェザータッチにするから、もうオルガズム寸前だった。これがオルガズムと言うものなのだろうと朦朧とする快感の意識の中で、ぼんやり考えていた。聖さんは歳上だから女性の扱いに慣れているのかもしれないし、モテるだろうから私は初めての感覚なりに、そう思った。繋がった時に、私は女であって人間であって良かったと思った。聖さんも気持ち良さそうにしている。男としての悦びを沢山放出してくれた。


